スクールカラー

南開大学馬蹄湖に咲く蓮の花の色


南開大学のスクールカラー「青蓮紫」は「南開紫」とも呼ばれています。蓮の花は果実と一緒に咲き誇り、その美しさと優雅さから「君子の花」と謳われています。宋朝の詩人周敦頤は『蓮花頌』で、「清純な花はまるで紳士のような品格を示しており、純潔と真理の象徴であると、蓮の花を讃えました。静かに佇む蓮の花は、香りを遠くまで漂わせます。観るものは蓮の花を敬う気持ちになり、遠くから丁寧に鑑賞することはできても、冒涜したり汚したりする気にはなりません。純潔と真理の象徴であるという言葉の意味は、蓮の花は泥の中に生息しても、依然としてきれいで優雅であることを示しています。そして水で洗われても、純粋さときれいさを保っているのです。「静かに佇む蓮の花は、香りを遠くまで漂わせる。観るものは蓮の花を敬う気持ちになり、遠くから丁寧に鑑賞することはできても、冒涜したり汚したりする気にはなりません。」蓮の花は表裏一体で、正直で誠実です。高尚な品格があることを意味しています。このように、蓮の花は香りを遠くまで漂わせます。これこそ南開人が求めてきた人生のよき境地でもあります。南開人は常に情熱的な、不屈の精神と独特の個性を持っています。南開人の優しい性格を表している蓮花紫は、南開大学のスクールカラーとなりました。校章や校旗などの南開ロゴは、すべて蓮花紫ベースになっています。新たに公表された『南開大学規程』の第84条には、校風(スクールスピリッツ)の内容が明確に定められています。