2019年10月17日、南開大学創立100周年記念日に、南開大学-オックスフォード大学共同研究院(深セン)が正式に設立されました。同研究院は南開大学、オックスフォード大学、深セン市人民政府が共同運営しています。本研究院はオックスフォード大学が中国と共同で設立した初めての海外研究機関です。南開大学-オックスフォード大学共同研究院は世界的に有名な科学者を筆頭に、医学・生物学及び先端の学際的分野の重大な科学問題に焦点を当て、ハイレベルな科学研究イノベーションプラットフォームを構築しています。グローバルな人材をオックスフォード大学と共同で育成することによって、南開大学自身の教育と科学研究のレベルを向上させ、国際学術交流協力を拡大します。南開大学-オックスフォード大学共同研究院は複数の研究センターを設立しており、医学と生命科学などの分野の研究に取り組んでいます。
2018年1月15日、南開大学とバーミンガム大学は「グリーン経済と持続可能な発展に関する共同研究院協力協定」を締結しました。「南開大学―バーミンガム大学共同研究院」は両校の20年余りの協力を礎に、科学研究の戦略的な協力を深化させる新たなスタートラインであり、きっかけであります。当研究院は世界的に有名な二大学の実質的な科学研究協力を通じて、多元化、多視点の社会科学研究法を生かし、地球環境、エネルギー、バイオシステムなど人類が注目する重要な課題を解決してまいります。2019年7月1日、南開大学―バーミンガム大学共同研究院は中国天津に設立されました。「南開大学―バーミンガム大学共同研究院」はグリーン経済研究センター、生物医学研究センター、数学・ビッグデータ研究センター、環境科学研究センター、社会・公共健康研究センターなどの5大研究センターを基本プラットフォームとして、幅広く共同科学研究プロジェクトを展開し、科学研究討論会議を開催します。博士「3+1」「2+2」の共同育成、若手教員の相互訪問、修士「1+1」「2+1」または学部と修士「3+1+1」の共同育成などのプログラムがあります。
当ワークステーションはオープンなプラットフォームであり、ケンブリッジ大学材料学部、工学部、キャヴェンディッシュ研究所(を含むがこれらに限らない)の教師、学生(学部生、修士または博士後期課程在学中の院生、ポスドク研究員を含む)やケンブリッジの卒業生向けに、南開大学との交流協力のための空間およびソフト・ハード面のサポートを提供しています。当ワークステーションは、両学の今後の科学研究、教師および学生の相互訪問、共同学術研究、共同学生育成などの面における交流と協力のために、プラットフォームを提供しています。