3月13日、科睿唯安(Clarivate Analytics)はESIの最新統計データを発表した。化学学科分野の評価で、南開大学は初めて世界トップ1万分の1入りを果たした。化学学科領域においては、南開大学の研究レベルはすでに世界でもトップレベルに達しており、発展のための突破を実現し、新たな局面を切り開いたことを意味する。
Web of Scienceのデータによると、過去11年間(2014年1月1日から2024年12月31日にかけて)、南開大学の化学学科は合計11572本の論文を発表した。累計367251回引用されており、論文1本あたりの平均被引用率は31.74回となっており、ついにESIの世界トップ1万分の1入りを果たし、8位を飾った。また、中国のランクイン機関のうちでも3位を飾った。2024年、南開大学は第一著者または通信著者として化学トップジャーナルJACSとANGEWに225本の論文を発表し、世界第3位となった。
これまで、南開化学学科はすでに「双一流」建設学科のリストに選ばれ、第5回学科評価においても大きな突破を実現した。一流学科の建設の推進にあたって、ESIの世界トップ1万分の1入りは画期的な突破であり、南開大学の「ダブル一流」建設の努力が実を結んだと言える。
南開大学の化学ビル
ESI(Essential Science Indicators、すなわち科学技術指標)は、Web of Scienceコアコレクションデータベースに基づくディープ分析型研究ツールである。過去10年近くにSCIEとSSCIに収録された12000種類余りの定期刊行物に発表された学術論文が、ESIのデータソースとなっており、SCIE、SSCIとAHCIの引用データも含まれる。その主な目的は、科学研究の業績を評価し、発展トレンドを示すことにある。現在、ESIはすでに大学と科学研究機構において国際学術レベルと影響度を評価する普遍的な重要指標になっており、学科発展レベルを判断する世界公認の重要な参照指標にもなっている。
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(Edited and translated by Nankai News Team.)